第26回:IRATAトレーニングコース開催

1月15日、いよいよ今年最初IRATAトレーニングコースが始まります。
トーアス㈱主催で開催されるこのトレーニングコースは今回で26回目をむかえます。
受講者は20人で、16人がレベル1、レベル3が4人です。
インストラクターは5人ですから、全部で25人
新年早々、IRATAは大盛況です♬

今年も地方巡業が始まりました

昨日は東京でGCAのロープ高所作業特別教育講習会、今日と明日は大阪のアルゴプレストで産業用ロープアクセス講習会、15日からの1週間は加古川のトーアスでIRATAトレーニング…
私は地方巡業の旅芸人でしょうか??
地方巡業…ん? 地方! 横浜を中心に見渡せば、東京も大阪も地方です。

「ライフライン」のお話し

1月12日、東京都板橋区の都立職業能力開発センターにおいて、東京GCAのロープ高所作業特別教育が開催され、17名の方が熱心に受講されました。
講師はいつもの5人

今日は、ライフラインについて少しお話ししましょう。
ご承知のように、ロープ高所作業においては「ライフラインの使用」が義務付けられていますが、このライフラインは地上まで達する十分な長さが必要で、作業中にテンションをかけてはいけないことになっています。
ナーんでか♬
墜落防止措置は最後まで必要だから…または着地するまで墜落防止を怠ってはならないから…と答えたならば、間違いではありませんが、それは初心者か未経験者の回答です。
たとえば、あなたが10建ての建物の屋上から下降して、2階の高さで止まって作業していると思ってください。
さて、この高さで墜落したら、ライフラインは墜落の危険からあなたを保護してくれるでしょうか?
答えはノーです。
荷重のかかっていないライフラインに墜落の衝撃がかかると、思いのほか伸びてしまい、あなたは地面にたたきつけられてしまうでしょう。
加えて、フォールアレスターが滑る距離とエネルギーアブソーバーの伸びも考慮しなければなりません。
作業者の位置が地面に近いところでは、ライフラインは有効ではないので、安全確保のために様々な対策が必要です。
安全対策については“IRATAのトレーニング”で詳しくで教えていますので、そちらの受講をおススメします。
話が少しそれたようなので、元に戻します。
「ライフラインというものは、地上まで達する十分な長さが必要で、作業中に負荷をかけてはいけない理由!」
それは、ロープ上で動けなくなった作業者を速やかに救助するためです。
救助の際ライフラインは、救助用のロープとして使用されます。
国内法のロープ高所作業は、要救助者となった作業者のオンサイトレスキュー(同僚による救助)をアカラサマには要求していませんが、前述のライフラインの条件を見れば、オンサイトレスキューを想定していることは明らかです。
ライフラインを使用しないロープ高所作業は、自分の命はもちろんのこと、同僚の命も守ることはできません。

ご安全に