アセスメント2日目

8月18日、6人のレベル1挑戦者の審査が行われました。
私は帰路についていましたから審査は見ていませんが、結果は運転中に架電で知りました。(浜松のあたりだったかな?ブルートゥースは便利です)
5人合格、ひとり失格… 
何をやらかしたかというと、最終課題のエイドクライミングでフットテープにカウズテールが接続されておらず、ワンポイント…
どこかの段階でタスクが達成できなくなるだろうとは予想してましたが、最後までチャレンジできたのは大した頑張りです。
疲労困憊によるポカミスでしょうか、それにしても詰めが甘い。

ときにレベル1の習得が、1回(5日間)のトレーニングで間に合わない人が出ます。
2回かかった人もいれば、3回でモノにできた人もいます。
ムリに合格させても、現場が安全になることはありません。
藤本先生がいつも言うように、タスクの途中で止められたということは、事故(墜落)をまぬがれたということと同じです。いいんです。 アセッサーに助けてもらったと思えば。
ご安全に

画像はYUTOが送ってくれました。

アセスメント(技能審査)

8月17日、今回のIRATAトレーニングの審査が行われました。
アセッサーは、今やおなじみとなられた スカイ リー さんです。
審査を受けたのは8人で、レベル3ひとり、レベル2ひとり、レベル1が6人です。
昨日まる一日、反復練習にあてて、万全の備えでアセスメントに臨んだ受講者諸君ですが、結果はレベル1、レベル2が全員合格したものの、残念ながらレベル3が失格となりました。

レベル3の最初の課題は、ラージリアンカーのボトムにいるカジュアリティ(要救助者)を救助するもので、パスノットとの複合技でした。
カジュアリティを、いきなりクロール登りさせたので、ビックリ仰天
面白いアイディアだとは思いますが、疲れるし時間がかかります。
このとき注意しなければならないのは、クロールで登った分、バックアップデバイスもコントロールしなければならない点なのですが、これを怠ると、バックアップデバイスのフォールファクターが1を超えてしまい、やがては2になってしまいます。
アセッサーに注意を受けて、1マイナーをもらって、審査は続行したものの、パスノットにもムダな時間をかけてしまい、タイムオーバーで2マイナー…

二つ目の課題は、ホーリングとレスキューです。
天井のアイボルトにカラビナ2個でカジュアリティを吊り下げます。
いったん地面におりて、当該カジュアリティの救助計画です。
救助の条件は、ダメージロープを用いること。
要はショートリンクのピックオフと、パスノットと、ロープトゥロープの複合です。
ここでも強引な力技でカジュアリティを取り込み、ビックリ仰天させられました。
続くパスノットも、これまた強引で、おもわず笑っちゃいました。
アセッサーは、ため息をつきました。

三つ目の課題は、ラダーレスキューです。
レベル2の内容なのですが、ロープの吊元の選定が大事になります。
疲れていたのでしょうか… とうとう やらかしちまいました。
メジャーディスクレパンシー!
同じ一つの吊元に、ロープを2本とも取り付けてしまったのです。
「ダブルプロテクションの原則」を遵守できませんでした。
これは見逃すことができない大きなリスクです。
ざざ残念!

審査に落ちたとはいえ、レベル3にチャレンジされたHOSOさんは立派です。
普通、一発目の課題など、できっこありません。
次の課題も、難しかったです。
よく力でねじ伏せたものです。。
HOSOさんは、将来、間違いなく大きく成長する素質があります。
基本をしっかりマスターして、もう一回頑張りましょう。

第39回IRATAトーレーニング4日目

ロープアクセス(ロープ高所作業)に関する国内法は、作業用のメインロープのほかに、墜落を防止するライフラインの使用を義務付けています。
これは、ISO-22846 で定められた ダブルプロテクションの原則と同じですが、ライフラインを安全に使用するためには、切断の防止やスウィングの防止が大切です。
ロープトゥロープトランスファ (登・下降中のロープから隣のロープに移る )のときは、メインロープを複数使用するので、それぞれのメインロープにライフラインが必要になります。
スウィングによるロープの切断や、障害物にたたきつけられる危険から作業者を保護するため、ライフラインは 隣のロープに完全に移り変わるまで、 放してはいけません。
当該作業を安全に行うためには、4本のロープと4ポイントの接続が必要です。
【これはリアンカー(リビレイ) も同様です】
IRATAのロープアクセストレーニングは、ダブルプロテクションの原則 すなわち「2ロープ 2ポイント」及び「4ロープ 4ポイント」を作業者がちゃんと守れるよう、厳格に指導しています。